あのすばらしいあいをもういちど。

最近気分が落ちて来ました。

原子分子に放射線とかあたると、電離とか励起とかするってあるでしょ?
ほら、あの原子核っていうかさー陽子とか中性子とか真中にいて、周りを電子がばーっと飛んでるみたいな図、学生の時に習ったじゃん。それの電子ってのは、だいたいいる場所が決まってたりするわけですけど、それを軌道なんて言ったりしたじゃないですか。

で、放射線が当たると、そこの軌道から外れてとんでもないところにいっちゃったり、ちょっと上の軌道にのっかっちゃったりとかするらしいんですよ。

でも、上の軌道にいっても、できれば陽子とかの近くの軌道が楽だから又落ちて元の場所っていうか、下の軌道があいてたら、一番楽な場所へ落ちてくるらしいんだけど、そのときに、X線が出るらしいのね。

って、アタシの説明じゃわかんないと思うので、リンクつけておきます。

蛍光X線
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9B%8D%E5%85%89X%E7%B7%9A



なんか原子なんて目に見えないけど、電子が、そういうさー楽なところへやってきて、あーやっぱりうちが一番ねじゃないけど、くつろいでいる感じが、何となく和むというか。それでいて、どことなく淋しげというか、想像してしんみりした気持ちになるのです。


なんか良くわかんないけど、私もずーっと長い間、背伸びして、環境になじむために一つ上の軌道みたいなところにいたような感じがする。でも、もう最近くたびれちゃって、元に戻ろうと思ってます。一番くつろげるスタンスって何なんだろうな。で、アタシは、そこに戻っていくときに、どんな光を出すんだろうか。

元に戻る。とはいえ、変わっちゃったことは、元には戻らないし、たとえば放射線で電子ぶっとばされちゃってラジカルになった物質は、もうラジカルとして、別の反応を目指すしかない。元には戻れない。

そういうのも又しんみりしますね。

やっぱりある意味、もう戻れないところにきていて、どこを目指せばいいんだろう。

そんな途方にくれながら、一番安定した場所を目指す。
ときどき泣いてみる。
思い出の歌を歌ってみる。

そんな意味で、この「あの素晴らしい愛をもう一度」は何となく今の気分にぴったりかなって感じで一つ。


愛や、恋が、終わったっていいから、まぁ、いつも誰にでもそうであるように、適当に普通にアタシにもやさしくしてください。笑っていて下さい。

と、思うのだった。しんみり。