雨 この年で初体験+たんぽぽ舎通信
ウクレレ歌人さかなちゃん☆です。今日は雪予報出てましたが、雨でしたね。
初めての裁判傍聴行ってきました。浜岡原発稼動差し止め裁判です。去年9月第1回は並んだのですが、中に入らず帰ってきましたが、今回は入りました。
もう皆さん忘れてるかもしれませんが、私はカプコンの「逆転裁判」が好き、もちろん御剣君萌えなので、司法の事はちょっと調べてみたことがあります。馬鹿です。本末顛倒です。すません。って感じで、だから一度裁判に行ってみたいとは思ってましたが、これが初体験になるとは。おのぼりさん気分を味わえます。入り口でモノチェックとかありますが、別に入場料もいりませんし、なかなか良いですよ。東京高裁。これからは裁判員制度(には私は反対ですが、もうやるんでしょ?)始まることですし、是非皆で法曹会を覗きにいこう!地裁は行ったことないんですが、暇だったら見てみたいものです。
霞ヶ関周りに関してですが、議員会館ってのがあるんですよ。そこで交渉会ってのがあって、私も去年から行ってみたりしていあります。だいたいまー申し入れ団体が申し入れして、関係者が名前書いて中に入れてくれるわけですが、場合によっては、一般も入れることもあります。勉強会行くより勉強になります。今現実に起こってることだから。
今日本の政治はなんだか大丈夫か?と思われる人が国の中枢にいるかのように報道されたりしていますが、家で愚痴垂れててもしょうがないです。一般市民は選挙しか政治に携わる方法はないと言われていますが、司法・行政周りに時間あったら是非携わってみましょう。何か活路が見出せるかも。
って、アタシはまだそこにいるだけの置物みたいな感じですが、まー今日もホゲホゲ生きてます。
あー蛇足ですが、議員会館の自動販売機のジュースがヤケに安い。優遇されてるね!
庶民も優遇してくれ!
庶民で思い出したけど、去年厚生労働省へ行った時だったと思うけど、地下で皆でゴハン食べたら国会弁当ってのがありましたよ確か。今度裁判所の食堂でゴハン食べてみたいです。
↓以下たんぽぽ舎通信…原発関係じゃないので、こっちに乗せます。ガザの問題もねーホント酷いです。
・・・
たんぽぽ舎です。【TMM:No745】
転載歓迎です
資料も含め、少し長い報告となりました。
申し訳ありません。
悲惨さの裏に世界の不公平が見える
2月11日(水・休日)、イスラエルのガザ侵攻に反対し、「ガザの市民・子ども
を救おう−緊急報告集会」がたんぽぽ舎で開催されました。フォトジャーナリス
トの志葉玲さんが停戦?間もないガザに入り、緊急取材しているということだっ
たので、帰国すぐに報告集会を開けるように企画(NO・DUネット・劣化ウラ
ン研・いろりばた会議共催)。志葉玲さんが無事戻ることを祈りながら準備しま
した。
緊急のため、たんぽぽ舎で先着50人ということで案内を出しました。遅かった
参加希望者はお断りするほど関心は高く、当日はスタッフ・講師含めると60人以
上の参加で、まさにぎゅうぎゅう詰め状態でした。
しかし、志葉玲さんの生々しい現地報告。豊田直巳さんの詳しい歴史と政治分
析。山崎久隆さんのイスラエルの軍事状況の詳細な説明で浮かび上がるあまりの
力の差。その充実した映像と説明で、3時間半の集会の長さも会場の狭さも忘れ
るような真剣さと熱気に包まれていました。
1 志葉玲さん
「エジプト側の国境からガザに入ったが、同じところにトルコからの救援の医
療チームが通過を待っていたが、以前も来たが許可が出ないとのこと。ここすら
入りにくい。(大使館を通しアポは入れてあるが)ジャーナリスト志葉は通れた。
しかし世の常識として、なんで医療チームが入れないかはみな疑問になる。医者
は人を助けるが、ジャーナリストは(具体的な)人助けにならないからいいと考え
ているのではと。
ジャーナリストは取材のとき、大使館を通じイスラエルに(使用する)車のナ
ンバーと特徴を伝える。絶対安全とはいえないが、そこまでわかるのだから攻撃
を受けるのは殆ど誤爆でなく狙い打ちなのだ。イスラエル軍はそのくらい兵器も
能力もある。
今回使われた白リン弾の映像も生々しく、砂をかけて空気と遮断しているのを
露出すると、2週間経っているのに空気に触れるとまだブスブスと煙を上げる様
がしっかり映っていました。この破片が体に刺さって水がかかるとまた発熱して
激痛が襲うというし、タングステンの微粉末を使った兵器では重金属障害を起こ
している。人道的兵器はありえないが、特にひどい「非人道的兵器」が平気で使
われている。
あまり知られていないが、今までも毎日のように艦砲射撃や砲撃を受けていた
し、生活基盤はぼろぼろにされている。しかし、日本のマスコミは殆ど報道しな
かった。今回の侵攻はやっと報道したが、やはりイスラエルのひどさをきちんと
報道していない。」
2 豊田直巳さん
「長い経験と現地での取材、深い洞察力を持って、イスラエル建国の前から現
在にわたるパレスチナの人たちが受けてきた仕打ち。どのように彼らの生活が阻
害されてきたかの説明は胸に迫ります。国も人も宗教も単純に割り切れるもので
はないことを根底に置きながら考えなければいけません。もっと詳しく聞きたい
という人が大勢いました。」
3 山崎久隆さん
「原発問題だけでなく、軍事問題にも詳しい山崎さんが、今回使われたと見ら
れる兵器について詳しい説明をしてくれました。
アメリカの大きな後ろ盾の中で、世界中の非難を浴びても平気で圧倒的な軍事
力を背景に、傍若無人を繰り返すイスラエル。リン弾類、高密度不活性金属弾
(DIME)フレシェット弾など目を見張るものばかり。
今回多量に使われたと見られる白リン弾。昔東京大空襲等でも大量に使われた
焼夷弾の系列です。その被害や効果は当時からわかっていて、当時の新聞の写し
も見せてくれました。
無人爆撃機の説明もあり、人が集まっているところには温度を感知し爆撃する
。
だから、イラクで結婚式に爆弾を打ち込んだの等を誤爆だというが、しっかり狙
っている標的である。例えばバンカーバスターを禁止するとすぐ定義に当たらな
いという似たものを作る軍事産業のしようのなさにため息が出る思いです。とに
かく一つ一つ叩いていくしかないのです。」
※当日、間に合わなかった山崎久隆さんの資料を付けます。
―2月11日、日本では「建国記念の日」という神話世界の記念日でした。神話
世界からできた感もあるイスラエルという国の行為を考えるには、感慨深い日
だったかも知れません。(何千年も前の建国神話などは何処の国のものであっ
ても、いずれにしてもかなりいかがわしいものだという比喩ですが)
志葉玲さんの現地報告と豊田直巳さんのパレスチナ問題の歴史的背景などの解
説の中身は、戦禍の中に住む人々の悲鳴と希望の交錯する現状が改めて伝わっ
てきました。私の話は以下のレジュメ通りです。
当日配るはずが間に合わなくて配れなかったので参加された方には申し訳な
かったです。簡単な代物ですがどうぞ参考になれば幸いです
「国際人道法も様々な禁止条約も骨抜きにされるだろう」としたひと言の部
分、これにかなりの時間を割いて解説をしたのですが、これも一言で言えば
「米軍などが実際に行っている禁止兵器に代替するように兵器と攻撃法を組み
合わせる手法は、歴史的にも行われてきているがそれを喝破しなければ今後も
法令や条約と軍事技術開発のイタチごっこは終わらない」ということです。
イスラエルが使った兵器
劣化ウラン研究会/たんぽぽ舎 山崎久隆
イスラエルの公式見解は「国際法上違法とされる兵器は使用していない」と、
木で鼻をくくったひと言のみである。
リンは、DIMEは、劣化ウランは、と、様々な質問や批判が出されているの
に具体的には何も答えていない。このことは米国のイラク・アフガニスタン軍
事行動とも全く同様である。このようなことが繰り返されれば、国際人道法も
様々な禁止条約も骨抜きにされるだろう。
1 リン弾(ウィリー・ピート、WP、白リン弾、黄リン弾、リン酸弾、焼夷弾、
発煙弾、照明弾、チャフ・フレア)
いずれもリン(フォスフォラス)の燃焼による煙、光、熱を利用する兵器。
化学兵器のように国際法上、直接違法兵器とする条約はないが、ジュネーブ第
四条約により「無用な苦痛を与える兵器」として人に使用することは禁じられ
る。従って、対人兵器として使用すれば違法となるが、イスラエルは対人兵器
としての使用を否定している。
大戦中は焼夷弾としても大量に使われたが、現在はそのような使い方は違法と
される。
しかし当初はリン弾を使用したことも否定したため、英国タイムズ紙やイスラ
エルハーレツ紙などまでも批判した。当初は「M825A1(米国製の155ミリ白リン
砲弾)の中身は空っぽである」などと軍の報道官が説明をしていた。
リンによる健康被害、特に火傷の予後は悪い。まして現地の医療関係者は当初
、
リンによる火傷とは全く知らないで治療に当たったため、献身的努力にもかか
わらず救命できなかった被害者が多く出た。
火災現場では水を掛けたりしたため、かえって大きな被害が出たところもある。
2 高密度不活性金属弾
(DIME dense inert metal explosive)
「小直径爆弾SDB スモール・ダイアメーター・ボブ」の一種。被害半径を
小さくすると共に爆心の破壊力が最大になるように設計された爆弾や砲弾。
イスラエルが使ったのは2006年のレバノン攻撃以来。高密度金属とは比重の大
きい金属で、鉛やウランも含む。ただし不活性金属ということで、高温になっ
ても容易に化学反応を起こさないタングステンを指す。つまりタングステン散
弾である。
爆発中心では爆発と共に高温になったタングステン粒子が飛び、対象物を引き
裂くが粒子径が小さいため空気抵抗で数メートル飛ぶとエネルギーを失う。そ
のため爆心から10メートルも離れれば打撃はないとされる。そのことから「人
道的兵器」などと言う者もいる。
しかし爆発の影響を少しでも受けると、その組織はずたずたに引き裂かれるた
め足や手を引き裂かれる犠牲者が多数出て治療が極めて困難であった。さらに米
国の報告ではタングステンには発ガン性があり、体内に止まった場合発ガンリ
スクがあるという。従来のタングステン弾の場合、燃焼しないことから微粉末
になって体内に侵入する可能性は低かったが、DIM兵器に曝された場合劣化
ウランのように後日ガンや白血病を発症する可能性もある。
3 フレシェット弾(矢弾)
長さ1インチ(2.5センチ)ほどの小さな矢を5000本(M546・105ミリ弾)
仕込んだ対人攻撃兵器。94×300メートルが攻撃範囲となる。高密度で浴びれば
体がバラバラに引き裂かれる。一種のクラスター兵器。ただし残留する矢そのも
のには健康被害や爆発を引き起こすものではないと思われるので、クラスター兵
器禁止条約は及ばない。
人口密集地のガザで使えば、子どもたちや民間人を多数を巻き込むことは明ら
かであった。この兵器の使用についてもイスラエルは公式には何もコメントして
いない。―ここまで山崎さんの資料
これだけひどいことをしても平気でいるイスラエル。アメリカが後ろについて
いるからがはっきりわかります。それに乗っている日本も報道しないマスコミも
ひどいと思います。
今世界ではユダヤ資本のものの不買運動が広まっています。
日本でもどうでしょうか。あれもこれもすごくいっぱいあるんですよね
終了後のお茶会でも話が弾み、充実した1日でした。
会場カンパも1万円以上集まり、パレスチナ子どものキャンペーンを通じ送っ
てもらうことにしました。 (坂東喜久恵)
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