【急告】水俣病と私たち 映像・報道・表現を通して考える
【急告】水俣病と私たち 映像・報道・表現を通して考える
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水俣病事件は、他の公害事件に類がないほど、質の高い多様な表現を生み出してきました。なかでも故・土本典昭監督による一連の作品は日本のドキュメンタリー映画を語る上で、欠かすことのできないもので、現在でも様々な機会に上映されつづけています。今回、水俣・明治大学展の開催を前にした「学び」の機会として、記録・メディアの世界の一線で活躍する講師を迎え、ともに作品を鑑賞します。上映、講師のお話、参加者との応答といった時間を通じて水俣病と私たちの関係を考えます。どなたでもお気軽にご参加ください。
NO.1 田口ランディ × 映画「水俣病−その30年」
2009年12月21日[月] 午後6時開場、6時30分〜9時
会場:明治大学駿河台校舎リバティタワー1001教室
講師:田口ランディ(作家)
映画:水俣病−その30年(土本典昭監督、1987年、43分、DVD)
膠着した患者未認定問題、水俣湾のヘドロ埋め立ての進行など、30年めの水俣病事件レポート。
NO.2 ピーター・バラカン × 映画「わが街わが青春」
2010年1月13日[水] 午後6時開場、6時30分〜9時
会場:明治大学和泉校舎リエゾン棟L9教室
講師:ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
映画:わが街わが青春−石川さゆり水俣熱唱(土本典昭監督、1978年、43分、DVD)
人前に立つことのなかった胎児性の若い患者たちが、暑い夏、コンサートを成功させるまでの記録。
NO.3 若宮啓文 × 映画「水俣病−その20年」
2010年2月23日[火] 午後6時30分開場、7時〜9時30分
会場:明治大学駿河台校舎リバティタワー1012教室
講師:若宮啓文(朝日新聞コラムニスト)
映画:水俣病−その20年(土本典昭監督、1977年、43分、DVD)
水俣病20年の歴史をわかりやすく説明したダイジェスト編でありながらも事件の本質に迫る。
NO.4 柳田邦男 × 映画「水俣レポート 実録公調委」
2010年3月18日[火] 午後6時30分開場、7時〜9時30分
会場:明治大学駿河台校舎リバティタワー1012教室
講師:柳田邦男(ノンフィクション作家)
映画:水俣レポート 実録公調委(土本典昭監督、1973年、48分、DVD)
総理府の公害等調整委員会の委任状偽造を発見した患者・支援者たちをつぶさにとらえた記録。
参加費
一般:1000円、学生:500円、学内者(学生・教職員証明書提示)300円
※事前申込は不要です。直接会場にお越しください。